「収入がない」はやる気をなくさせる
主夫という作業は、『家のことが片付く』結果以外に、モチベーションが上がりません。
例えば、整理整頓に生きがいを感じる人はモチベーションが上がるでしょう。
ですが、目に見える『増える結果』が無いため、大方の人たちは空虚感を感じる事が多いです。
仕事のように作業の結果としての賃金など発生する場合、
それがモチベーションになるでしょう。
ですが家事にはそれがありません。
それを見つけることも大切ですが、『家事とは何かを増やす作業出ない』という認識が持てない限りは、それが習慣になっていない限り、継続は難しいです。
私は『生きて行きために家事をしている』と思ってます。
これは一人暮らしでの経験から、放っておいたらゴミ屋敷になるという恐怖感があるからです。
家事とは、自分に身を守る行為であると思えない限り、だれでも出来る仕事ではありません。
「あなたじゃなくてもいい」は存在否定
よく『家事ぐらい』と言われます。
それは家事が習慣化できている人のセリフです。
家事の習慣化ができていない人にとっては、厳しい一言です。
『たかが家事ぐらい』というふうに考える人は多いです。
でも、たかがではありません。
家事を軽く見ずに、上手くできないできない場合に『貴方でなくてもいい』と否定をしないでください。
家事は相手に押し付けない。一緒にやってどちらかでも出来るようにする。
家事はトレーニングが必要なのです。
「なさけない」は主夫すら辞めさせるニートへの最短ルート
主夫に『なさけない』という基準はどこから出てくるのでしょう。
家事しかできないことでしょうか?
家事は健康的な生活を送るためには必要な技能です。
それしかできないことが情けないことでしょうか?
仕事でもなのでもそうですが、今やってることをあたかも当たり前のように考えできない人、まだうまくやりきれていない人に『情けない』というのは、その人のやる気も能力もそぐものです。
これは主夫からニートへと転落させる言葉なので、注意しましょう。