「主夫をしなくても大丈夫」という事を実践する
主夫をするきっかけになるのは、例えば私のように『会社勤めは合わない』と思って起業を目指す傍ら主夫になっているという人もいます。
ですが、そのままズルズルと主夫だけを室受ける人も多いようで、『俺がいないと家事が回らない』という使命感を感じている人もいるようです。
少なからず、主夫を辞めて働いて欲しいと思っている奥様方も多いと思いますので、そこは『夫がなぜ主夫をしているのか』という状況を考えてみてください。
その『主夫としての役目』を少しづつ解いて、ちょっとでも外と接する機械が増えると、主夫は簡単に止めさせられるものです。
その『夫が主夫をしてくれる』という状況を便利だと思い甘んじて受け入れ続け、その環境のまま仕事をしてもらおうと考えると、一向に変わることはありません。
夫に主夫を辞めて欲しいのなら、『夫が主夫でいないといけない理由』を少しづつなくしていくことが必要なのです。
主夫を自分の役割と思う人の責任感は強い
主夫なる人は、『次の就職~』と考えてズルズルとなる人もいますが、多くは『ここは自分の居場所じゃない』と感じたり『自分がいたら迷惑がかかるだろう』と思って仕事を辞めた人が多いです。
ある意味責任感の強い人で、責任感が強いゆえに家事に自分の責任を感じだしたら、なかなかやめることはできません。
ふと『自分が家事をやめたら、家の生活が駄目になる』と思い、なかなか仕事へと踏みきれません。
そこで『仕事と家事の両立は出来る』という事を理解してもらう必要があります。
主夫である自分も、嫁に家事を任せてやってくれるか不安です。
嫁としても夫に仕事をして欲しいと思いなら、夫がいま抱える不安を取り除くことは必要になってきます。
責任感の強い夫であればあるほど、『家事は二人の仕事』ということを認識させることは重要なのです。
「夫婦協業」は専業主夫・主婦を辞めさせる一番の近道
よく『お金がない』と煽って仕事をさせようとする人がいます。
ほとんど逆効果です。
童話の『北風と太陽』という話があります。
相手に求めるときは、強く当たると維持になって変えようとしません。
相手に変化を求めるのであれば、少しづつ環境を変えていき、少しづつ新しいものを見つけてもらって、『自分の必要性』を見つけてもらうことが重要です。
踏みだそうとしたその時に、家事の心配が少しでも解消されていれば、新しい決断もしやすくなります。
それは、主夫をしている夫にだけ当てはまる話ではなく、主婦をしていた妻にも当てはまる話であります。
お互いがお互いを助けあう『夫婦協業』こそ、幸せな家族生活を続けていく方法ではないでしょうか。