主夫の杜

男も家事をする時代になってどうしたら主夫になり、どのように主夫として生きて、どうしたら主夫を辞められるかを説明します。

心構え

『主夫したい?』

投稿日:

主夫になると得られるもの

僕自身が主夫になって得られたものを書いていきます。
・ある程度片付いた生活
・昼型生活
・自由の利く時間
・精神的に負荷の軽い生活
つまり、自分中心に生活を構築できるという事です。
同時にすべての行動が自己責任になりますから、言われてする作業というのがなくなります。
すべては自分の都合に合わせて行動できます。
ただ、自分がしないとなにも変わらないという点で、一種の無形の強制力があるのかもしれません。
ですが、結果が良ければ問題ないので、プロセスの短縮に努めれば、基本家事仕事はあっという間に終わり自分の自由の利く時間が多く持てるようになるでしょう。
一番大きいのは『強制のない時間』の確保です。

主夫になると失うもの

これは『専業主婦の不満』を考えればわかります。
・自分のお金がない
・生活に関して自分だけの決定権はない
・妻の仕事に配慮して行動をしないといけない
主従が転換するわけですから、妻が主で自分が従になります。
多分妻に『時間がない』とか『疲れている』などと言っていたとしたら、間違いなく同じことを言われるでしょう。
そして自分の好きにすると、なぜそうしたと責められます。
主夫になるという事は、時間と物質の交換であるという事を考えておいてください。

大切なものは「それでも主夫は二人の生活にプラスになるか」

僕はベストは、夫婦協業だと思ってます。
順番だとか役割だとか決めずに夫婦が思った時に家事をするというスタイル。
ですが、時勢の変化でどちらかがウエイトを占めるときも来るでしょう。
お互いが稼がない現状を責める事はしないで、時間が経てば改善できるものと、思う事が重要です。
お互いに『専業はずっと続けるものではない』と思う事で、片方の重荷にならないような生活を送ることができます。
生活とは、責任を負わせることではありません。責任を分かち合う事です。
そして出た結果は、誰のせいでもありません。お互いのせいです。
幸せになるも幸せにならないも二人の行動で決まります。

夫婦の間は運命共同体です。

お互いにカバーできる関係こそが、生活にプラスの効果をもたらす条件となります。

-心構え

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.

関連記事

no image

主夫は「いつか卒業するもの」-主夫は永久就職ではない

会社社会は男社会、でも地域社会は女社会 どれだけ男女同権が叫ばれても、会社社会は男性社会ですし 地域社会は女性社会です。 男性社会の会社社会に女性が進出しづらいように、女性社会の地域社会に男性も進出し …

no image

主夫をは「いつか卒業するもの」-主夫をしながら「主夫の次」を探す人生を

主夫には時間がある 主夫という立場には、時間があります。 未来永劫、主夫というわけではありません。 家庭環境の変化や、嫁の懐妊など、もしくはすでに子供がいるときは独立に合わせて変化しますし、さらに近所 …

「主夫になりたい」と思っている男性へ

自然に迫る孤独と戦えられるか? 主夫になるということは「会社の生活を辞める」ということです。 家で家のことをし続けていたら、外に出る機会がなくなっていきます。 最初は、会社の仲間だった人たちから連絡が …

no image

主夫に向く人・向かない人:向かない人編

何かにつけ対価を求める 対価を求めるという事は、「自分の行動の価値は外的要因によって評価される」という心理状態が当たり前だと思っていることがあります。 いわば「目の前に人参をぶら下げないと走れない」状 …

no image

主夫である夫との向かい方

「主夫」は召使ではない-「主婦」は家政婦ではないのと同じ 主婦が家政婦では無いように、主夫も召使ではありません。 よく勘違いされます。 「家のことをしてくれる人と結婚したい」 仕事をせずに家に居てくれ …