家事をしながら、外で小さな手伝いをする
主夫をしていると、『家での家事がすべて』と思いがちになります。
これは主夫限らず主婦でも言えることらしく、することがなくなってだんだん閉じこもり気味の性格になっていくようです。
主婦の場合は、それでも地域社会が基本女性社会なのでちょっと外へ出れば受け入れられる器はあるのですが、主夫の場合はそういうわけにも行きません。
他人との関係不良で主夫になった人にとっては、その状況はますますの孤立化を招く結果になり、塞ぎこんで行くことが想定できます。
そこで、主夫の生活をしながらでもできることということで、SNSやマッチングサイトで軽作業の請負などをするという例もあります。
または、元々の技能例えばIT系の勉強会などに顔を出して、少し請負で手伝うとか、それをきっかけにして自分で何かを始めるということもありでしょう。
外との接点を増やすことで、『主夫以外の何か』を生活の一部にすることは大変重要なことです。
成功体験や小さな成果が自信をつける
主夫になって、外との関わりの中で、小さいことでも上手く行ったことを重ねてください。
家の当たり前の生活では体験できない事を、外との関係で積み重ねていくことで、いつでも働きに出られる準備と自信をつけていくことができます。
主夫だけの生活を長く続けていくと、次第に『自分が何ができるのだろうか』という不安と自信がなくなっていきます。
それがつづくと『自分は何もできない』に変わり、そこから働きに戻ろうと思うと、長いリハビリ期間を必要とします。
リハビリ期間がどのくらい続くのかは、人それぞれですが、私は1年間たってもまだ不安です。
少しでもいいので、外との活動という接点を持つことをおすすめします。
「仕事も家事もうまくゆく」で自信がつく
仕事も家事もということですが、何事も『うまくゆく』という環境は、自信をもたらします。
主夫からの社会復帰を困難にしているのは、仕事を辞めてからの空白期間だと言われます。
ですが、その間もいろんなことをすることによって自信を持ち続けることによってその空白期間を埋めることができます。
再就職の面接の時に、この空白期間というのは強く質問されますが、明確に答えられる理由があれば『仕事をしていないと思われる期間を気にする会社』ではない限り、気にされることはありません。
家事と仕事の両立は、どちらに向いても良好な状態を作り出す事につながります。