主夫の杜

男も家事をする時代になってどうしたら主夫になり、どのように主夫として生きて、どうしたら主夫を辞められるかを説明します。

心構え

「主夫になりたい」と思っている男性へ

投稿日:

自然に迫る孤独と戦えられるか?

主夫になるということは「会社の生活を辞める」ということです。
家で家のことをし続けていたら、外に出る機会がなくなっていきます。
最初は、会社の仲間だった人たちから連絡があるかもしれません。
ですが、みんな忙しく次第に疎遠になっていきます。
3ヶ月もあれば充分疎遠になります。

それでも『主夫』として生活をしていかなければいけません。
一日で出会う人が妻だけになります。

そのような迫り来る『孤独』に貴方は向き合えますか?

家のお金=嫁のお金=他人のお金=自分のお金ではない

主夫を始めると、お金の意味が変わります。
今までは自分で稼いだお金です。
自分で稼いだお金なので、自分の物と言えるでしょう。

ですが主夫にになると、自分で稼ぐ金がなくなります。
金は妻が稼いでくるものになります。

つまり、家の金は、妻の金であり、自分以外の誰かの金であるわけです。
その金を使う事はできますが、自分の金ではありません。

主夫になるということは、権利を共有するのと同時に、権利の専有ができなくなるということです。
主夫なるということは、お金の自由がなくなるということなのです。

外と関わる時間を作れ

主夫は孤独になり、金銭的自由がなくなります。
なので、積極的に外にでて人と関わる機会を作りましょう。
そして少しでも自分の自由になるお金を手に入れる機会を作りましょう。

アルバイトをしろということではありません。
今はネットで外と接することはできます。
・SNS
・ブログ
などなど色々あります。
自分の得意分野で情報発信をして、そして人と交流を持ちましょう。
その中で他人に喜んでもらえる手伝いをして、お金をもらいます。
もしくは情報を発信しているブログやサイトでアフィリエイトなど広告を貼ることもいいでしょう。

少しでも自分という存在の価値を出力していき、色んな人と接点を持っていくのです。
ただ、無理をしてはいけません。
自分のペースに合わせってゆっくり行いましょう。

そこは主夫のメリットである『時間を自由に使える』を活かすのです。
自分に無理なく交流することによって、主夫以外の自分の価値を再認識してください。

主夫とはそういう自分の価値を見出す交流をして、新たな活躍の場を作ることができるようになるです。

-心構え

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