会社社会は男社会、でも地域社会は女社会
どれだけ男女同権が叫ばれても、会社社会は男性社会ですし
地域社会は女性社会です。
男性社会の会社社会に女性が進出しづらいように、女性社会の地域社会に男性も進出しづらいです。
この点は、意外と争点にされません。
『女性の社会進出を後押しを』と言われますが、地域社会に対する男性の進出はそのまま放置され、あたかもないものであるように扱われる傾向にあります。
他の主夫の方のブログを見ていても、地域社会への壁は感じていて、参加しても『体の良い手伝い』程度から変われないと言ってます。
これは、会社における大方の女性への見方と変わらず、結局のところ、男女両方共に『専有意識』というモノが働いているんだなとつくづく痛感します。
主夫である以上、ずっと孤独でいるのは無理なので、地域との関わりがあると思うのですが、あまりにもぞんざいな扱いに、悩む所も多くあります。
どれだけ説明をしても「主夫であり続ける」事は理解される事はない
一般認識では『男は働くもの』です。
働かない男性は、タダの無職です。
悔しいかな『主夫』という職業は社会的に存在しません。
なにかあっても社会的には『無職』と書かれます。
でも『主婦』は書かれます。
これが社会的な『主夫』への一般認識です。
この『男は働くもの』という認識と闘いながら主夫をすることになります。
そういう意味でも『専業主夫』というものは、不利な位置にいるわけです。
一般認識がないものは、ないものとみなされます。
専業主夫は「妻の収入に頼る」という事に不安になる
先程もいいましたように会社社会は男社会です。
故に、女性の進出が際立って収入面も良くなったとはいえ、男性の場合のようにどこまでも安定的にというわけには行きません。
女性で安定職種といえるのは、まだ公務員だけといえるでしょう。
その中で、多くの一般企業に努められている奥さんを持つ主夫の人たちは、この不安定な奥さんの収入で生活を続けているわけでありますが、男が働いても事故や怪我病気などで無収入のリスクは有りますが、女性ではさらに出産などで長期離脱など多くあります。
社会保障が充実してきたとはいえ、多くは会社に依存しているシステムなので、十分に望めません。
主夫もいつでも仕事が出来るよう、日頃から準備が必要となるのです。