そのカードは誰のものですか?
『このカードは自分の名義だから自分のものだろう』
とほとんどの人は思うと思います。
正確には、『このカードを使うと支払うお金を稼ぐ人のもの』です。
主夫になったら、収入がなくなります。
妻の収入に頼って生きていくわけですから、いくら自分の名義でもそれは妻のカードです。
自分のものに戻したければ、主夫を辞めてすぐに会社員に復活することです。
自分の稼ぎで清算することができれば、それは紛れもなく、あなたのカードであるわけです。
数字を正しく把握するには
うちでは一緒に生活するうえで主夫になるとは想定していなかった時代から取り決めをしていました。
その一つが『カードは1つだけにする』です。
カードをまとめると、買い物の会計や公共料金、通信費などいろいろなお金が一括で管理できるようになります。
これで、お金の流れもわかるようになります。
一元化すると便利なこともあります。
それはポイントが効率的に貯められるという事です。
うちではそれを商品券に代えて外食に使います。
贅沢をするのに、現金を節約できる。これは実に大きいです。
節約の本には『カードを切り刻め、借金をするな』と書かれていることがあると思います。
正確には、『カードを一元化する。借金は必要以上するな。生活費を借金で賄うな』です。
主夫になると、家の会計もきっちり管理する必要も出てきます。
全部自分一人で管理する必要もありません。
夫婦二人で可視化することで、お互い納得してお金を使う事で、無理は生活は送らなくてよくなります。
「現金=カード」であることを忘れるな
カードで支払ったお金は、必ず請求が来ます。
それは、現金で支払いを求めてきます。
カードでの支払いも身の丈に合った金額でないといけません。
使いすぎると、毎月の給料で賄えなくなり、生活が破たんをします。
うちでは、カードで使ったらレシートを残しておいて、銀行引き落とし前に別の封筒に現金を入れて
『お金を使った事』にしてしまいます。
財布の中に余計な現金を残さないことで、『現金を使う』という無駄遣いを防ぎます。
それでも不安な場合は、レシート分のお金を銀行に随時入れてしまいましょう。
大切なのは『手元に使ってしまってはいけない現金を残さない』事です。
そして、毎月いくら使ったか確認してください。
それで、自分自身が一体いくら生活費がかかっているか確認することで、自分の家庭の最低生活費を算出することができます。
それができれば、無駄の発見もできます。
無駄の発見ができれば削っていきましょう。
前提は『生活の質を落とさない程度』
削るといっても、使わないのではなく、代用したり頻度を落としたり購入ルートを変えたりと、考えられることはいろいろしましょう。
生活において、貯金も含めて金がなくなるというとこは首がなくなるのと同じです。
金を使えば豊かな生活を送れるわけではありません。
自分が求める納得のいく生活を送るにはどうしたらいいか、カードの使い方から考え直してみましょう。