主夫の杜

男も家事をする時代になってどうしたら主夫になり、どのように主夫として生きて、どうしたら主夫を辞められるかを説明します。

生活

病気なので主夫を選択する

投稿日:2017年1月19日 更新日:

「鬱」状態の専業主夫は悪化させるだけ

『欝になって、家庭に引きこもりました』と聞くことが多くあります。
欝になると対外的な接点を維持できなくなるということはわかります。
ですが、それを期に完全な専業主夫になることは勧められません。

主夫という仕事は、思っている以上に対外的な接点を求められます。
完全に家の事ばかりしていればいいというわけではなく、それなりに人付き合いが発生します。
正直、鬱持ちにはこれはつらいです。
なので、対外的な事はパートナーに任せて自分は完全に引きこもるという人も多く見られますが、それはいい傾向ではありません。

欝を理由に主夫をするのであれば、自分が許せる最低限度の人との接点をもちながら、主夫を行いましょう。
その付き合いが、欝を好転させることもあります。

欝を原因に専業主夫になろうと思わないでください。

完全な主夫をめざすな

なんでもこだわる人がいます。
主夫の仕事は毎日の事です。
毎日完璧に仕上げていると、心がすり減ります。
なので、ある程度余裕を持って家事に当たりましょう。
ある程度規則性を作ることで、一定の生活の質を保ちながら余裕を持った
生活を送れるようになります。
仕事もそうですが、全てを毎日完璧にこなす必要はありません。
一定の納期を決めてそれを順序よく行っていけばこなせます。
結果として、それが自分自身のリハビリにもつながることになり、いろんなことに自信を取り戻せるようになります。

家事も余裕を持つことが大事です。

余裕を作ることで社会復帰はできる

余裕を持って家事をすると、いろんな事が回りだします。
欝をする前に「無理だ」と思っていたことも、きっちり分析をしてできるようになります。
何事も一生懸命に行うのもいいですが、一生懸命だけでは自分自身がすり減ってしまいます。
余裕を持ちながらことにあたるだけで、途端に作業効率が上がります。
結果として物事が進むようになり、自信につながっていきます。
一つ一つ物事をこなすには、まず一生懸命よりも余裕を持つことです。
鬱になるのは、この余裕を失い全体を見ることができなくなることが原因です。

鬱になって主夫になるなら、まずは余裕と全体を見る習慣を身に着けましょう。
家の中からゆっくりと全体を見れるようになれば、結果として何事もうまくできるようになっていくのです。

-生活

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