主夫に「兼業」は無い
今、パートと合わせる『兼業主婦』という人たちが増えています。
ですが、男性は『働いて当たり前』という一般常識に基づいてますので、主夫が仕事を兼業した段階で、『家事のする夫』になります。
主夫でなくなります。
パート程度の収入で年間100万前後だとしても『収入が少なくて家事のする夫』という扱いです。
残念ながら、男性の基準は働き出したら『収入が高いか低いか』で判断されます。
家事はオプションです。
外からはそういう目で見られるという事を覚悟しておいてください。
家事と仕事のバランス
妻が仕事で忙しいので、家事がすべてできない。
結果として、自分が主夫として家事を受け持ち、余裕が出てきたので少し働き出した。
仕事をしだすと、仕事に時間がとられがちです。
家事を行ううえで、『どのくらいの事が何時ごろにできるのか』という管理が必要になってきます。
例えば、一軒家でもない限り、深夜の洗濯や掃除は避けた方がいいです。
家事兼業こそ、『ライフワークバランス』が重要になってきます。
さらに子供がいるとその分も追加されます。
お互いにお互い任せにしない
それが、家事と仕事のバランスを維持するうえで最も大事なことと言えます。
男は自然に仕事第一に「させられる」社会
『家の事が第一』
と宣言したところで、男性は必然的に仕事のウェートが増えていきます。
自分が好む好まないに限り、会社は彼を戦力とみなし、少しでも責任のあるポストにつけていこうとします。
それが能力が認められればなおさらです。
会社は、たとえ『家の事をおろそかにできない』と宣言しても、勝手に『配偶者に任せればいいだろう』と考え、こちらの意をくもうとしません。
ですから、パートナーに過剰な負担をかけないためにも、仕事の最適化を図る必要があります。
家事が最適化ができれば、仕事の最適化は可能です。
いかに残業せずに、時間内に結果を出せる行動をとるか。
どんな仕事をしていても可能です。
家事と仕事の両立は可能です。
それは、パートナーにも少しならずも家事への再参加を促す事も必要ですが、一番は自分自身がバランスを整える努力が必要です。
仕事も家事も同じだけ大事です。
片手落ちにならぬよう、充分に気を使わねばなりません。